秋の旅行・サイクリング二日目は飛騨の高原の円環コース。開田高原の近くから飛騨川に沿って下り、秋神川に沿って西洞から鈴蘭高原へ。今年も野麦峠は通行止め… ダムとトンネルが連なる国道を走る区間は陽が高くなっても気温が上がらず、寒いのなんの(＞_＜;) 風を切りたくないので回転が低調という事もありますが、余りにスピードが乗らないので改めて自転車を点検すると、暗い中手探りで自転車を組み立てたのが祟って、前輪のタイヤのローテーション方向が逆でした(＞_＜;) 秋神ダムで国道を離れ、西洞の郵便局の手前から鈴蘭高原に上り始めました。一時間弱で鈴蘭高原に。 地図で勝手にイメージを膨らませていたのですが、ゴルフ場と別荘地があって、特にスズランの景勝地とかはないみたいでした。 鈴蘭峠まではカラマツ林の中を緩やかに下る道で、あまり眺望も得られませんが、ゴルフ場のクラブハウスの下に眺めの良い場所がありました。正面に御嶽山・やや左手に乗鞍岳が大きいですが、生憎山頂は雲に隠れて見えず…(＞_＜;)さらに左に視線を振ると鋭い頂は笠ヶ岳と黒部五郎岳らしい。PeakFinderによると 槍ヶ岳も見える筈ですが、実際はこんもり茂った木に隠れて見えません。 鈴蘭峠の後は飛騨小坂から来た県道に降りて濁河峠へ。途中に展望台がありましたが、正午前後から湧き出た雲に隠れ、御嶽山は見えません。 細かなアップダウンを繰り返す道程で、岳見峠の下の追分までがホントに遠かったです… 濁河温泉との分岐から峠へはすぐでしたが、霙が降り始めてゴールまで15km近く残していた為、下呂・高山市境の路傍に置かれた大きなコンクリート・ブロックの上でラーメンを作り、腹拵えをする仕儀に。。。 飛騨街道の日和田に向かう道は『飛騨御岳しだれ桜街道』というらしいですが、十月末の今は所々、雪景色も…柳蘭峠は濁河峠からの道が秋神温泉方面(通行止)と、日和田高原方面に分岐する場所と心得ていたのですが、手前に若干アップダウンする場所があり、そのうちの一つが県道の最高所でした。標高は1900mに迫り、霙はいつの間にか粉雪に変わっていました。歯の根が合わないほど体を震わせながら峠を駆け下りて、寒い寒い一日を終えました。